植物に侵食された人類文明の成れの果て?!『タ・プローム遺跡』

タ・プローム世界遺産のアンコール遺跡郡の一つで、12世紀末に仏教寺院として建てられましたが、その後にヒンドゥー教寺院に改修されました。

東西に1km、南北に700m。
当時は約1万2000人が暮らしていたことから寺院と言うよりは寺院を中心とした一つの都市だったのではないかと言われています。

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ゲームを映画化した『トゥームレイダー』でアンジェリーナ・ジョリー演じるララが光のトライアングルを求めて訪れた遺跡はタ・プロームが舞台になっています。

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遺跡は樹木による侵食が激しく、今なお樹木による侵食が止まらないそうです。

将来、遺跡の崩落の危険性があるために立ち入り禁止になってしまう可能性もあるとか。

この遺跡を修復しようという計画もあるそうなのですが、樹木が遺跡を破壊しているのか、それとも樹木によって遺跡が支えられているのかその判断が難しく修復の目処はたっていません。

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木が遺跡をなぎ倒し、その上に覆い被さっている姿や、地面を突き破り伸び続ける根っこを見ると自然の力強さを感じずにはいられません。

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この遺跡は19世紀に発見されるまで、森の中に埋れていました。

今現在の遺跡は最も発見された時の状態に近いと言われています。

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タ・プロームのように長い年月をかけて自然と遺跡が融合した姿は人工的に作り出すことは不可能でしょう。

また、
今もなお木々が成長し続けている限り今ある姿の遺跡はその時だけいうことです。

5年後、10年後にはまた違った姿で訪れた人々を魅了することでしょう。